フェルポニー

【馬の種類】

・フェルポニー(Fell pony)

フェルポニー
フェルポニーはイギリス中部、イングランドのペナイン山脈が原産の品種でポニーに分類されます。

フェルポニーはフリージアンやスコティッシュ・ギャロウェイ(現在は消滅)などの品種を元に成立しました。
また、ハクニーポニーの基礎にもなった品種です。
体高は約130cm~140cmで、毛色は鹿毛、青毛、青鹿毛、芦毛が見られますが、栗毛は見られません。

フェルポニーは山脈などの厳しい環境で飼育されてきたので耐寒性に優れており、どんな気候にも適応できるような頑丈さを持ち、また起伏の多い地形でも苦にせず歩くことができます。
そして気性も穏やかで賢い品種です。

フェルポニー2
フェルポニーは昔は鉛や銅、鉄鉱石、または農産物を運ぶ役割を果たし活躍しました。
その強靭な脚力と穏やかな気性で1週間で約400kmを移動したとされています。
また20世紀までは郵便サービスにもフェルポニーは使われていました。

フェルポニーはキビキビとした歩様で、特に速歩は非常に快適な乗り心地です。
現在は乗用馬として使われており、トレッキングや馬車競技などでも優れた能力を発揮し活躍しています。

 

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ベルジャン

【馬の種類】

・ベルジャン(Belgian)

ベルジャン
ベルジャンはベルギーのブラバンド地方が原産の重種で、古くから原産地であるベルギーで飼育されており他の品種の影響はほとんど受けていません。

体高は約160cm~170cm、平均的な体重はおよそ900kg前後で、他の品種との混血が少ないためにそれぞれの馬の体格の差はそれほど大きくありません。
ただ、改良などのために混血が進んだ馬に関しては体高が他の比べて大きくなる場合もあります。
ベルジャンの頭部は短く、太い頸を持ち、背中は短めです。また、前後躯はガッチリとした作りになっています。
毛色は栗毛や糟毛が多く見られます。

ベルジャン2
ベルジャンはブラバントと呼ばれることもあります。
ベルジャンはシャイアークライズデールなどの品種改良に大きく影響を与えました。

現在は原産地のベルギーだけでなく、アメリカでも人気になり農耕馬などの作業に使われる他にもショーなどにベルジャンは使われています。

 

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クライズデール

【馬の種類】

・クライズデール(Clydesdale)

クライスデール
クライズデールはイギリスのスコットランド地方が原産の重種で1800年代にスコットランドの在来馬の牝馬にフランダースの牡馬を交配することによって成立しました。
また、シャイアーの血の影響も受けています。

クライズデールの体高は約163cm~183cm、体重は約820kg~910kgが平均的ですが、1920年代や1930年代にはペルシュロンシャイアーなどと比べると小さい品種でした。
しかし、1940年代に入るとパレードやショーなどで印象的に見せるために体高の大きい馬を種牡馬の選定基準としたために現在では大きい身体を持つようになりました。
毛色は鹿毛が多いですが、青毛や栗毛または芦毛も見られます。
また、顔や脚元に白い模様が見られる馬がほとんどです。

頭の幅が広く鼻孔も大きく、長い頸とたくましい背中、豊かな距毛が特徴です。
気性は他の重種と同じで、大人しく従順です。

クライスデール2
クライズデールは馬車馬としてやビールなどの荷物の運搬用として活躍しており、19世紀後半から20世紀前半にはオーストラリアやニュージーランドを中心に何千頭もの馬が各国へ輸出され人気を博しました。
また、クライズデールはアメリカのビール会社であるバドワイザーのマスコットキャラクターにも選ばれており、バドワイザークライズデールと呼ばれておりCMにも出演し、たくさんの人に親しまれています。

 

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シャイアー

【馬の種類】

・シャイアー(Shire)

シャイアー
シャイアーはイギリスの中部が原産の重種でオールド・イングリッシュ・ブラックホースという中世ヨーロッパで育成されていた品種から発展しました。
体高の平均は約160cm~170cmほどですが180cmを超えることもあり、体重は1トンを超えることも珍しくありません。
毛色は鹿毛や青鹿毛が多いですが、青毛や芦毛も見られます。
長い頸と雄大な肩、たくましい腰を持ち四肢は長めで、脚元が白くなっている馬が多いのもこの品種の特徴のひとつです。

シャイアーは重種の中でも特に大きい品種で、この品種のサンプソン号(1846年生まれ)という馬は体高約216cm、体重1524kgを記録し、記録が残っている馬の中では史上最も大きな馬とされています。
サンプソンはその大きさから後にマンモスという名前に改名されたほどです。

シャイアー2
シャイアーはアメリカでも人気を博し、1900年代前半にはおよそ4000頭がアメリカへ輸出され荷物などを牽引する役割を果たしました。
しかし、第二次世界大戦が始まり機械化が進むにつれシャイアーの需要は少なくなり一時は絶滅の危機に瀕しましたが、現在は保護活動が進められていることもあり再び頭数は増加傾向にあります。

シャイアーは大人しい性格と10馬力をはるかに超える力の強さを生かして現在は馬車馬としてやサーカスなどで活躍しています。
イギリスではビール樽を積んだ馬車を引く馬として知られており、イギリスのビール会社はシャイアー種の保護にも協力しています。

 

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