馬とカルシウム

【馬の豆知識】

・馬とカルシウム

人間にとって大事な栄養素のひとつであるカルシウム。

骨や歯をつくるための大切な役割を果たすこのカルシウムはビタミン、ミネラル、レシチンなどと共同し体の器官が正常に機能するように調整するという重要な役割もあります。

そして、カルシウムが不足することによってイライラしたりと情緒不安定になるということもよく知られています。

 

もちろんカルシウムは馬にとっても重要な栄養素のひとつです。

馬、特にサラブレッドの場合は日本で育った馬は外国で育った馬に比べて神経質な馬の割合が多いとも言われています。

馬は牧場で生まれ、牧場の牧草を食べて生活していますが、日本の土壌は火山灰地が多いので、この火山灰地の土壌から育つ牧草には外国の土壌に比べてカルシウム、ミネラルが少ないとされています。

馬の神経質な性格と日本の土壌が直接関係しているとは言えないでしょうが、全く無関係ということでもなさそうです。

 

このカルシウムはとても大事な栄養素なのですが、過剰に摂取しすぎても骨硬化症を引き起こして骨折などを誘引する原因となるともされています。

骨は硬ければ硬いほど骨折しにくいということでもなく、ある程度の柔らかさ、弾力性、しなやかさが必要ということですね。

 

今は人間に限らず、馬もサプリメントで栄養を摂取する時代ですが、規定の量を超えて摂取すると逆効果になることもあるので注意しなければいけませんね。

馬とカルシウム

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馬の顔はなぜ長いのか

【馬の豆知識】

・馬の顔はなぜ長いのか

馬はとっても愛嬌のある顔をしています。

クリクリの目にピンと立った耳、

そしてスラリと伸びた長い鼻。

平均的な体格の馬で顔の長さは約60センチ、そのうち鼻の長さは約40センチで、顔の長さのおよそ三分の二の長さを鼻が占めています。

 

なぜ馬はこのように鼻が長いのでしょうか?

みなさんご存知の通り、馬は暑さには苦手で逆に寒さには割と強い動物です。

馬産地である北海道は特に今のような冬の時期はとても寒く、馬の鼻から出る息も白くなります。

体内で湿り、温められた空気は冷たい空気の中ではハッキリと白く見えるのです。

逆に息を吸う時は冷たい空気を吸うので、冷たい空気がそのまますぐに気管まで達してしまうと繊細な組織を傷めることになってしまいます。

しかし、長い鼻を持っている馬はその長い鼻を冷たい空気が通過している間に適当な湿り気を与えて、温まった空気を肺まで送ることができるのです。

 

また、牧場などで馬が集団で走っていると土ぼこりなどが上がり、その汚れた空気を吸うことになりますが、長い鼻は外から飛び込んでくるゴミなどを途中で捕らえるのにも都合よくできています。

このように馬の長い鼻は大事な内臓を守るのに非常に重要な役割を果たしているんですね。

馬の鼻 (2)

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ギドラン種

【馬の種類】

・ギドラン種(Gidran)

ギドラン種

 

ギドラン種、あまり聞き慣れない品種だと思いますが、ギドラン種(Gidran)とはアラブ種などをもとにしてハンガリーで改良された馬の品種です。

別名をハンガリアン・アングロ・アラブとも呼ばれるこの品種は現在では絶滅の危機に瀕しており、全世界で約200頭ほどしか生存していません。

ギドラン種は1816年にハンガリーの国立種馬牧場(メズーヘジェシュ牧場)に輸入された栗毛のアラブ種の種牡馬、サグラビー・ギドラン(Siglavy Gidran)という名前の馬を基にして成立し始めました。

この種牡馬はアラブ種やトルコ種、また東ヨーロッパから持ち込まれた牝馬などとも交配され、ギドラン種には後にはサラブレッドの血統も加えられました。

 

ギドラン種の体高はおよそ160センチ~173センチでスピード、スタミナに優れ筋肉も非常に発達しており、また精神的にもタフな品種です。

そして、ギドラン種の毛色はハフリンガー種などと同じで全ての馬が栗毛となります。

 

ギドラン種は20世紀初頭には馬種改良のために日本にも輸入されていました。

日本ではギドラン種は血統登録においてアングロアラブとほとんど同等のものとして扱われており、輸入されたギドラン種はアングロアラブの中へその血統を繋いでいくことになりました。

ギドラン種2

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明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。

今年も「みんなの乗馬」「みんなの乗馬ブログ」をよろしくお願いします。

いつもは馬のことについて書いているこのブログですが、今回は2015年の干支である羊についてちょっと触れてみたいと思います。

 

【眠れない時に羊を数えるのは何故?】

「羊が一匹、羊が二匹、羊が三匹・・・」

なかなか眠れない時には羊の数を数えると眠りにつきやすくなるとよく言われますよね。

これは羊の英語の「Sheep」という音が寝息の音に似ているから、また「Sheep」が「Sleep」(寝る)に似ていることから羊を数えるようになったと言われています。

 

【羊はウシ科】

羊は「ウシ目ウシ科ヤギ亜科」に属する偶蹄類です(馬は奇蹄類)

ウシ科には羊の他にヤギ、ヌー、インパラなどがいます。

羊は馬と同じ草食動物なので視野が270度~320度と馬ほどではないですが(馬の視野は約350度)、それでも非常に視野が広く周りをよく見渡すことができます。

 

【羊の毛】

羊といえば羊毛(ウール)ですが、羊一頭から一度に刈り取られる羊毛の量はおよそ2.5キロから3キロほどで、これはおよそ布団一枚分の中わた量に近い数字です。

羊毛はフランス・イギリス・オーストラリア・ニュージーランド・ウルグアイ・南アフリカなどの国から主に世界に供給されています。

 

【人間との深い関係】

羊は馬と同じく、古くから人間と深い関係を築いてきました。

紀元前6000年ごろには既に中央アジアの高原で羊を飼育していたと言われているので約8000年前から人間との付き合いが続いていることになり、今現在では世界中でおよそ11億頭が飼育されているとされています。

羊

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