鹿を指して馬と為す

【馬にまつわる言葉】

・鹿を指して馬と為す

今回ご紹介する馬に関することわざは「鹿を指して馬と為す(しかをさしてうまとなす)」です。

「鹿を指して馬と為す」とは「理屈に合わないことを無理矢理に権力によって押し通すこと」のたとえです。

 

この言葉は中国の「史記」の秦始皇本紀にある故事に由来します。

その昔、秦の始皇帝の死後、悪臣の趙高が自分の権威を試そうと二世皇帝に鹿を献上しましたが、趙高はその鹿を馬だと言って押し通しました。

しかし、周りは皆が趙高を恐れていたので、それは鹿だと反対を唱えたものはおらず、「鹿です」と言った者は処刑されたという故事がこの言葉の由来となっています。

 

ちなみに「バカ」という言葉を漢字にすると「馬鹿」になります。

この由来には諸説ありますが、これは決して馬と鹿を軽蔑しているわけではありません。

今回ご紹介した「鹿を指して馬と為す」の言葉から「自分の権勢を使って、間違ったことを無理に押し通す」という意味として「馬鹿」の漢字には馬と鹿が使われるようになったとされ、もう一つの説も当て字で馬と鹿が使われるようになっていることからも、決して馬と鹿を軽蔑してこういう漢字になったわけではないのです。

馬と鹿

 

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馬の感情

【馬の豆知識】

・馬の感情

人間と同じで馬にも色々な感情があります。

人間がそうであるように馬も顔を見るとその時の感情が分かりますが、馬の場合は他にも色々な部位で感情を表します。

 

例えば耳、この写真のように耳を後ろに倒しているときは怒っている時や周りを威嚇している時です。

うかつに近づくとガブッと噛みつかれるかもしれません。

馬の耳3

 

尻尾の動きを見てもその馬の感情が分かります。

犬の場合だと恐怖を感じたときは尻尾を巻きますが、馬の場合も同じで不安を感じたときや恐怖を感じたときは尻尾を股の間に巻き込むようにします。

また、気分が高揚したときや軽い興奮を感じたときなどは尻尾を高く上げる仕草を見せます。

アングロアラブ

 

馬は知らない場所や慣れない場所に連れてこられたりして緊張感を感じるとボロ(馬糞)をします。

乗用馬の場合だと競技会で知らない場所に来たとき、競走馬の場合だと競馬場に来てパドックを回っているときなどに、下痢に近いようなボロをすることがよくあります。

しかし、こうした下痢状のボロは馬が悪いものを食べて食あたりをおこしたからというわけではなく、人間にもよくある神経性の下痢、すなわち過敏性腸症候群と似たような状態だと言っていいでしょう。

なので、慣れとともにそういう症状は少しずつおさまっていきます。

 

このように馬の感情は顔だけでなく、色々なところを見ると読み取ることができるのです。

馬の耳2

 

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ポワトゥーロバ

【馬の種類】

・ポワトゥーロバ

今回は馬ではなく珍しい種類のロバについてご紹介したいと思います。

 

その珍しいロバというのがコチラ↓

 

ポワトゥーロバ

このロバはポワトゥーロバという種類のロバです。

とにかく毛が長くフサフサで、かなりインパクトのある外貌ですね。

普通のロバは夏になると毛が抜けて毛変わりをしますが、このポワトゥーロバは夏になっても毛がそのまま伸び続けるので、切らないでいるとこのような毛の長さになるのだそうです。

 

ポワトゥーロバはフランス南西部のポワトゥー地帯が原産のロバで、この地域では数百年にわたって荷物を運んだりと活躍してきましたが、運搬方法がロバから車に代わったことによりその頭数が激減し、ポワトゥーロバの純血種の頭数は20世紀半ばには数十頭にまで減少してしまいました。

しかし、現在は絶滅危惧生物保護プログラムのおかげでその頭数はおよそ500頭にまで増えたそうです。

ちなみにフランス現地ではポワトゥーロバの「乗ロバ体験」もできるようですよ。

モコモコのドレッドヘアがとっても愛くるしいですね♪

ポワトゥーロバ2

 

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南船北馬

【馬にまつわる言葉】

・南船北馬

ここ何回かのブログでは馬にまつわる英語表現をいくつかご紹介してきましたが、今回は馬にまつわる四字熟語をご紹介します。

 

今回、ご紹介する言葉は「南船北馬(なんせんほくば)」です。

南船北馬とは「全国各地を旅すること。また、せわしなく旅をしていること」を言います。

この四字熟語は中国が由来となっています。

中国の南の方は川や湖が多いので船を使って移動し、中国の北の方は平原や山野が多いので馬に乗って移動するということからこの言葉ができました。

 

同じような意味の四字熟語として「東奔西走(とうほんせいそう)」というものがあります。

 

ちなみに私は中国の馬というと真っ先に「赤兎馬(せきとば)」を思い浮かべました。

赤兎馬は三国志がお好きな方にはお馴染みだと思いますが、最強の武将・呂布の愛馬とされている馬です。

一日に千里を走る名馬といわれており、一説では赤兎馬は汗血馬のことではないかとされています。

 

【汗血馬】・・血のような汗を流して走る馬。中国において古くから名馬の証とされてきた。

アハルテケ

【この写真のアハルテケという品種は汗血馬の子孫ではないかとされています。】

 

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