キングオブスポーツ

【馬の豆知識】

・キングオブスポーツ

現代、馬を使った競技で多くの人に楽しまれているのが競馬でしょう。

欧米では競馬は「キング・オブ・スポーツ」と呼ばれることもあり、ギャンブルという枠を超えてスポーツとしてもその地位を確立しています。

 

イギリスでは英国王室も競馬と深い関わりを持ち、毎年6月には英国王室が主催する競馬開催も行われており、またエリザベス女王も多くの競走馬を所有しています。

また、当日は観客にもドレスコードがあるので、下の写真のように場内はとても華やかな雰囲気に包まれます。

ロイヤルアスコット         【画像提供:Featureflash / Shutterstock.com】

 

アメリカでは毎年5月に行われるケンタッキーダービーは「スポーツの中で最も偉大な二分間」(The Most Exciting Two Minutes in Sports)と形容されるほどで、競馬界のみでなくスポーツイベントとして絶大な人気を誇っています。

 

オーストラリアでは、毎年11月にメルボルンカップという大レースが行われますが、このメルボルンカップの開催日にはメルボルン大都市圏ではメルボルンカップデーとして祝日となるぐらいの一大イベントとなっています。

 

このように世界の様々な国で楽しまれている競馬ですが、ギャンブルをスポーツに含めるのはどうかという人もいるかもしれません。

しかし、実は英語の「sport」という言葉には「賭け事でお金を使い果たす」という意味も持っており、スポーツと賭けとは昔から一体のものだったといえるでしょう。

 

そもそも人間が生活していく中でギャンブル的な要素を含む場面はいくつもあり、例えば結婚は一種のギャンブルだという人もいるぐらいです(笑)

実は結婚式を意味する「wedding」という言葉は古代英語の「wedd」から来ていますが、もっと遡ればラテン語の「vadimonium」(賭けもの)に行き当たるそうです。

メルボルンカップ
【画像提供:Kaspars Grinvalds / Shutterstock.com】

 

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反響定位

【馬の豆知識】

・反響定位

反響定位(はんきょうていい)という言葉をご存知でしょうか?

反響定位(エコーロケーションとも呼ばれます)とは動物が自分の出した音が何かにぶつかって返ってきた反射音を受信することによって、そのぶつかってきたものの距離や位置、周りの状況を特定することを言います。

それぞれの方向からの反響を受信することによって、周囲のものの位置関係やそれに対する自分の距離などを知ることができます。

この反響定位は音による感受法ですが、聴覚よりもむしろ視覚に近い役割を果たしています。

 

この反響定位を使う有名な動物としてコウモリやイルカ、クジラなどがいます。

コウモリは自分の発する声の反射音を利用して暗闇の中でも障害物を避けたり餌をとったりすることができます。

例えばコウモリは目隠しをしても普通に飛ぶことができますが、耳をふさがれると飛ぶことができなくなるのです。

このようにコウモリやイルカなどの動物では反響定位は生きていくためには必要不可欠な能力と言えます。

 

そして、実はこの反響定位を馬も使うことができるとされているのです。

馬が鼻を鳴らす音や蹄の音などの反射音を利用して対象物との距離を測っているというのです。

以前にブログでもご紹介したように馬の目は350度見える広い視野を持っていますが、物との距離間を判断することは苦手です。

なので、馬が反響定位を使っていても全く不思議ではありませんね。

 

馬が反響定位をどういう時に使うのかというと、例えば障害を飛ぶときに障害の向こう側が地面なのか水濠なのか、また深さはどのくらいなのかというのが反射音によって分かると言われています。

 

馬の反響定位についてはそれほど詳しくは研究されていないようで、どの程度のものかはハッキリとは分かりませんし、さすがにコウモリやイルカほどの反響定位の能力ではないでしょうが、それでもこういう能力が馬にも備わっているというのは驚きですね。

反響定位

 

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馬の水泳

【馬の豆知識】

・馬の水泳

馬は走ることが得意な動物ですが、実は泳ぐことも得意な動物です。

馬の比重は0.95と水よりも軽いので、水の中に入っても沈むこともありません。 水の中に入ると、水の抵抗があるので前に進むためには強い推進力が必要です。

馬は後肢で水を蹴り、その推進力で前に進んで泳ぎます。 「犬かき」ならぬ「馬かき」ですね。

馬の水泳

人間でも水泳がエクササイズやダイエットなどとして効果的なように、馬にとっても泳ぐことは効果的な運動になります。

後肢を蹴って泳ぐことによって後軀の筋力強化につながるのです。

また、脚に怪我をした場合などは普通の運動では脚に負担がかかってしまいますが、泳ぐことでは脚に負担はかかりません。 競走馬などでは、脚に負担をかけず心肺機能を鍛える手段としてプールでの調教も行われています。

また、水を利用した調教としてウォーター・トレッドミルという装置があります。

これは水の中に動く歩道(歩く方向とは逆向きに動く)があるような装置で、馬は胸元まで水につかって、床の動きと逆行して歩きます。

水の浮力によって体重が軽くなるので脚への負担が少なくなり、また四肢を床につけているので陸上での動きと似ているため、陸上での運動で鍛えられる筋肉の部位と同じような部位が鍛えられるとされており、怪我をした競走馬などのリハビリなどとして利用されています。

 

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馬の身長

【馬の豆知識】

・馬の身長

人間の場合は背の高さは「身長」という言葉を使用しますが、馬の場合は「体高」という言葉を使用します。

 

では、この体高ですが馬のどこからどこまでの長さを測るかご存知でしょうか?

人間の場合は身長を測るときには地面から頭のてっぺんまでを測りますよね。

しかし、馬の場合は体高を測るときには地面から肩の位置の最も高いところ(き甲と言います)までを測ります。

なので、馬の長い首から上の部分は体高には含まれないのです。

 

ではなぜ、馬の場合は人間のように頭のてっぺんまでを測らずに肩(き甲)までの高さを測るのでしょうか?

 

その答えは単純で、ただ単に測りにくいからだそうです(笑)

馬の頭までを測るとなると、ポニーなどの体高の低い品種はともかくとしてサラブレッドなどの品種では人間よりも背が高いことがほとんどです。

しかも、馬の頭は常に同じ位置でジッとしているわけでもありません。

なので、馬の体高は地面から肩の高いところ(き甲)までを測ることになったというわけなのです。

Beautiful dutch warmblood with perfect hair style

 

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