カテゴリー別アーカイブ: 馬の種類

フリージアン(Friesian)

【馬の種類】

・フリージアン(Friesian)

フリージアン

フリージアンはオランダのフリースランド州が起源の重種で、ヨーロッパ古代の森林馬の子孫だとされています。

現在ではオランダ以外にもヨーロッパ全域、北アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドで飼育されている品種です。

 

フリージアンはオランダで昔から現代まで非常に人気のある品種で乗用馬としてはもちろんですが、輓用馬として非常に優れています。

その美しくバランスのとれた体で、脚を高く上げてのエネルギッシュな速歩は人々を惹きつけます。

フリージアンはパワフルですが気性はおとなしく、オランダでは伝統的なフリージアン・ギグ(馬車)を引かせるときにも用いられており、また葬式に使われる馬車でも活躍しました。

 

フリージアンの体高はおよそ153センチ~163センチで、毛色は青毛のみしかいません。

そして、フリージアンの外見で印象的なのは何と言ってもその豊かなたてがみと尾でしょう。

このたてがみと尾は切ったり編んだりすることはほとんどなく、自然のままにしています。

また、頭部は長く引き締まっており、耳は小さめです。

体型はコンパクトですが力強く、肢やも丈夫で蹄病を患うことはほとんどありません。

 

フリージアンは十字軍の遠征に使われた馬と東洋の馬と交配されることで改良され、アンダルシアンもこの品種の改良に貢献しました。

フリージアンはシャイアーオルデンブルグウェルシュ・コブ、デールズ、フェルなど多くの品種に影響を与えています。

 

見た目もとても美しいですが、その敏捷さから色々なことをこなせる器用な品種です。

フリージアン2

 

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エクスムア(Exmoor)

【馬の種類】

・エクスムア(Exmoor)

エクスムア

エクスムアはイギリスのデボン州北西部にあるエクスムア丘陵地で主に生息しているイギリス最古の在来馬で、タルパンのような原始の馬を除くと全ての品種の中で最も古い品種だと言えます。

エクスムアの歴史は古く、青銅器時代から既に飼育されていたという説や、ケルト人移住者がローマ時代以前にイギリスへ連れてきたという説などがあり、ケルト人が戦車を引かせることに用いたケルト・ポニーの末裔とされています。

イギリス最古の純血種であるエクスムアはローマ帝国の時代からその姿や形が変わっていないというのが大きな特徴です。

 

現在、エクスムアはエクスムア丘陵地以外にもイギリス全土やヨーロッパ本土、北アメリカ、スカンジナビア半島などで飼育されています。

体高はおよそ117センチ~129センチで、毛色は鹿毛、青鹿毛、河原毛などが見られ、脚元は黒く、白っぽくなった鼻先と眼の周りが特徴的で、脇腹や下腹部も白っぽい色をしています。

また、体のどの部位にも白徵は見られません。

そして、過酷な気候に耐えるための厚いまぶたは「ヒキガエル状の眼」と表現されています。 頭部は他の品種と比べてやや大きめで、これは肺に入る空気が暖まるように鼻が長いためです。 また小さい体ながら、頑丈な性質を持っています。

 

エクスムアはこれまで辺境で生活してきたので、他の品種との交わりがなく純血を保っており、現在ではエクスムア・ポニー協会によって純系を保つために管理が行われています。

エクスムアは乗用馬としてアカシカの狩猟に使われたり、エクスムア丘陵地の農家や羊飼いなどで使われました。

現在でも特に子供用の乗用馬としてや、馬車馬として活躍しており、その頑丈な肉体を生かして外乗でも活躍している品種です。

エクスムア2

 

 

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サフォーク(Suffolk)

【馬の種類】

・サフォーク(Suffolk)

サフォーク

サフォークはイングランド(イギリス)のサフォーク州が原産地の重種です。

 

サフォークはサフォーク・パンチとも呼ばれており、ヨーロッパ各国、北アメリカや南アメリカ、オーストラリア、ロシア、アフリカなどに輸出されていますが、故郷であるイギリスや、またアメリカでは希少品種リストに入っています。

 

サフォークは大きい身体をしていますが、同じようなサイズの他の品種に比べても餌が少なくてすむことから、経済的に効率の良い品種だとされています。

 

サフォークは他の重種と同様に穏やかな性格をしており、これはサフォークの特徴である長寿の要因の一つではないかとされています。

 

体高はおよそ163cm~171cmで、毛色は鮮やかな栗毛のみです。

また、脚にある距毛は少なく、全く生えていない馬もいます。

体重は1トン近くになる場合もあり、大きくて逞しい身体、太くガッシリとした肢を持っています。

 

サフォークの起源は1500年代初頭ですが、その由来はハッキリとは分かっていません。

 

サフォークは穏やかな性格に加えて、健康で力が強く、また成長も早く経済的に飼育できるため農耕馬として理想的な要素を兼ね備えています。

距毛が少ないのに加えて、四肢が外側に向かって開いているので、作物を傷つけることなく作業ができたのです。

また、サフォークは馬車の輓馬としても活躍しました。

サフォーク2

 

 

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モルガン(Morgan)

【馬の種類】

・モルガン(Morgan)

Morgan mare in a field of yellow flowers.

モルガンはアメリカをはじめとして、カナダ、イギリスおよびヨーロッパ各地、オーストラリアやニュージーランドなどでも飼育されている品種です。

 

モルガンは「ジャスティン・モルガン」というたった一頭の種牡馬を起源とする珍しい品種です。

ジャスティン・モルガンは頑丈な体型をしており、たくさんの丸太引きコンテストで優勝したという記録が残っています。

モルガンは穏やかな気性をしており、この気性はジャスティン・モルガンから引き継がれたものとされています。

 

モルガンの体高は144cm~158cm、毛色は鹿毛、栗毛、青毛、青鹿毛で、顔以外は膝から上の部分に白徵は見られません。

体型はコンパクトで、品のある頭部と機敏な歩様でも知られている品種です。

 

モルガンはサラブレッドアラブの血が入っていたり、ダッチ・ブレッドの流れをくんでいると言われており、アメリカにおける多くの馬の品種改良に大きな影響を与えています。

 

モルガンは昔は農耕馬や軍馬、または輓馬(ばんば)として活躍してきました。

1900年代の初めには頭数が減少しましたが、現在は馬場馬術障害馬術エンデュランスなどの様々な競技で活躍しており、美しさとエレガントさで知られている品種です。

 

モルガンは1961年にはアメリカ・バーモント州の象徴である「州の動物」に、1970年にはマサチューセッツ州の「州の馬」に採用されており、アメリカを代表する品種のひとつといえるでしょう。

モルガン

 

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