カテゴリー別アーカイブ: 馬にまつわる言葉

埒が明かない

【馬にまつわる言葉】

・埒が明かない(らちがあかない)

今回の馬にまつわる言葉は「埒が明かない(らちがあかない)」です。

日常生活の中でも割と使う場面がある言葉かもしれませんね。

 

「埒が明かない」とは「物事が解決しないこと」や「物事の決着がつかないこと」などの意味として使われています。

 

実はこの言葉は元々は「埒が明く(らちがあく)」という言葉として「物事の決着がつく」や「かたがつく」などの意味として使われていました。

しかし、現代では「埒が明かない」と否定形で使われることがほとんどです。

 

この「埒(らち)」とは馬場の周りに設けられた柵のことを言います。

なぜ、埒がこのような進展の意味で使われるようになったかは諸説あります。

 

一つの説は昔、神社の祭礼で初めに祝詞を上げましたが、この祝詞が終わるまでは柵が閉まっていたので一般の人が中に入れなかったことからという説。

 

もう一つの説は加茂の競べ馬(くらべうま)で柵が外されるのを一般の客が待ちわびて言った言葉からという説があります。

埒が明かない

 

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馬が合う

【馬にまつわる言葉】

・馬が合う

今回の馬にまつわる言葉は「馬が合う(うまがあう)」です。

この言葉は日常生活の中でも割とよく使われている言葉かもしれませんね。

 

この言葉は乗馬に由来します。

みなさんもよくご存じのように、乗馬においては乗り手と馬との呼吸が合わなければ上手くいきません。

乗り手と馬との呼吸が合い、人馬一体となることで良い運動や良い演技ができるようになります。

この乗り手と馬との呼吸がピッタリと合っていることを「馬が合う」と言いました。

 

そこから転じて、人間同士でも「性格が合う」、「気が合う」、「意気投合する」といったような意味でもこの言葉が使われるようになりました。

また、人間以外でも車や楽器などのクセのある物に対しても使われることがあります。

 

馬は乗り手の気持ちや動きを敏感に感じ取ることができる動物です。

馬に乗るときは馬の気持ちを考えてその馬のことを十分に理解し、気持ちが通じ合い「馬が合う」ことを心がけましょうね。

馬が合う

 

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寸馬豆人

【馬にまつわる言葉】

・寸馬豆人(すんばとうじん)

今回の馬にまつわる言葉は「寸馬豆人(すんばとうじん)」です。

「寸馬豆人」の「寸」と「豆」は小さいことを表します。

なので「一寸ほどの馬と豆つぶほどの人」ということから、寸馬豆人という四字熟語は「遠くに小さく見える馬や人」という意味になります。

この四字熟語は、元来は絵画の中で遠い位置にある人や馬が小さく描かれていることをいいます。

夕陽と馬

 

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鹿を指して馬と為す

【馬にまつわる言葉】

・鹿を指して馬と為す

今回ご紹介する馬に関することわざは「鹿を指して馬と為す(しかをさしてうまとなす)」です。

「鹿を指して馬と為す」とは「理屈に合わないことを無理矢理に権力によって押し通すこと」のたとえです。

 

この言葉は中国の「史記」の秦始皇本紀にある故事に由来します。

その昔、秦の始皇帝の死後、悪臣の趙高が自分の権威を試そうと二世皇帝に鹿を献上しましたが、趙高はその鹿を馬だと言って押し通しました。

しかし、周りは皆が趙高を恐れていたので、それは鹿だと反対を唱えたものはおらず、「鹿です」と言った者は処刑されたという故事がこの言葉の由来となっています。

 

ちなみに「バカ」という言葉を漢字にすると「馬鹿」になります。

この由来には諸説ありますが、これは決して馬と鹿を軽蔑しているわけではありません。

今回ご紹介した「鹿を指して馬と為す」の言葉から「自分の権勢を使って、間違ったことを無理に押し通す」という意味として「馬鹿」の漢字には馬と鹿が使われるようになったとされ、もう一つの説も当て字で馬と鹿が使われるようになっていることからも、決して馬と鹿を軽蔑してこういう漢字になったわけではないのです。

馬と鹿

 

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