ユルリ島に生きる野生馬

・ユルリ島に生きる野生馬

現代に生きる馬はその大半が人間に管理されて生活しています。

人間に管理されている馬たちは馬房という生活空間があり、毎日時間になると飼い葉が与えられ、また寒くなると馬着などで防寒対策をされ手をかけられて生きています。

 

しかし、日本にも人間の手がかけられずに自然のままに暮らしている馬がいます。

有名なところでは宮崎県の都井岬で暮らしている御崎馬でしょう。

御崎馬は牧場が都井岬に開設されて以来、300年以上もの間に人の手をほとんど加えない管理方法で一年中通して放牧されている周年放牧という飼育方法をとられており、宮崎を訪れる人の観光のひとつとして親しまれています。

 

そして、あまり知られていないかもしれませんが、北海道のユルリ島というところにも人間に管理されず暮らしている馬たちがいるのです。

ユルリ島は北海道東部、根室半島から2.6キロの沖合に浮かぶ小さな無人島です。
「ユルリ」とはアイヌ語で「鵜の居る島」という意味が含まれていますが、まさにその名の通りでこの島には絶滅危惧種であるエトピリカやチシマウガラスなど貴重な海鳥の繁殖地であるとして、北海道指定の天然記念物や国の鳥獣保護区に指定されています。
そのため、メディアをはじめとして人間の島への立ち入りは禁止されており、ユルリ島に上陸するためには根室市の特別な許可が必要となっています。

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では、なぜこのような無人島に馬たちが存在しているのでしょうか?

昔、ユルリ島では昆布漁が行われていました。
昆布の干場としてユルリ島が利用されていたのですが、この島は台地状になっており海岸線の大部分は30m~40mの絶壁をなし、岩礁で囲まれています。
この海岸の崖を登って台地の上に昆布を運ぶ際の運搬用として本土から馬が島に持ち込まれたのです。

次回のブログではユルリ島で暮らす馬たちについてご紹介します。

 

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