仔馬の匂い

病院での赤ちゃん取り違え事件のニュースが先日テレビで放送されていました。
今でこそ取り違えられることはないと思いますが、ベビーブームの頃などは稀に取り違えられることもあったみたいです。

さて、馬の世界では母馬はどうやって仔馬を見分けているのでしょうか。
馬の子育てでは意外なことに嗅覚が大事な役割を果たしています。
仔馬が産まれると母馬は仔馬の身体をペロペロとなめ続けます。
これは産まれたばかりでまだ濡れている仔馬の身体を早く乾かせるという意味がありますが、それと同時に母馬が仔馬の匂いを覚えるためになめていると言われています。

産まれたばかりの仔馬を母馬に全くなめさせずに隔離させ、30分後に仔馬を母馬のもとに戻した場合、自分の子供だと認識できずに授乳を拒否するという実験結果が出ています。
このことからも仔馬を判別するには嗅覚が非常に重要だと言えるでしょう。

また、子育てだけでなく子作りの時にも嗅覚は重要で、牡馬は牝馬の尿の匂いで発情状態を判断しています。
発情した牝馬の尿には牡馬の性行動を活発化させる物質が含まれており、実際にその場に牝馬がいなくても牝馬の尿の匂いだけで牡馬を興奮させることができます。

牝馬の身体を拭いたタオルで牡馬を拭くとその匂いで興奮したり、牝馬のいた馬房に牡馬を入れると興奮して馬っ気を出すことがあるように馬というのは非常に嗅覚が優れている動物なのです。

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