【馬の豆知識】
・戦争と馬
昔は馬は戦争で使われていました。
競馬でさえも戦前は軍馬の資質を上げるために開催されていましたし、馬術は戦場における騎兵の戦いの動作を様式美にまで発展させたものだと言われています。
馬が人間によって家畜とされたのは今からおよそ6000年前とされています。
馬が家畜化されるとほどなくして戦争に使われるようになりました。 モンゴル帝国などの馬を有効活用した民俗は戦争を有利に進めることができ、大きく領土を拡大することができたのです。
そして、馬を戦争に有効に活用し栄華を極めたのがナポレオンです。
1812年、ナポレオンはモスクワ遠征におよそ18万頭もの軍馬を連れて行きました。 18万頭といえば、今現在日本で繋養されている馬の数よりはるかに多い頭数です。 この時期が馬を騎兵として使われたピークの時期といえるかもしれません。
しかし、戦争兵器の進化とともに馬の兵器としての役割が終わることになります。
1939年、ドイツの戦車部隊がポーランドに侵略します。 このドイツの戦車部隊に対してポーランド軍は騎兵隊で反撃を試みますが全滅しました。 この年を境にして馬は戦争兵器としての役割を終えていくのです。
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