【馬の豆知識】
・ブリンカー(遮眼革)
以前にも馬の視野についてご紹介しましたが、馬の視野は両目で何と約350度もあり、真後ろ以外はほとんど全て見えるのです。
このような広い視野は野生で生活していた時代には肉食動物から逃げ延びるためにも大変重要なものでした。
もちろんこのような広い視野は馬にとっては非常に都合のいいものです。
しかし、乗馬もしくは競馬などでは逆にこの広い視野がデメリットになることもあります。
人間でもそうですが、集中力がなく周りを気にしてばかりの馬も中にはいます。
また、臆病で周りの風景に気を使いすぎてしまう馬もいます。
そうすると運動に集中できず、また人間の指示にも素直に従いにくくなってしまいます。
こういった馬にはブリンカー(遮眼革)という馬具が用いられることがあります。
ブリンカーは馬の顔を覆うマスクの目の部分の穴の後ろ側の部分に半球状のカップが取り付けられたものが標準的です。
ブリンカーによって後ろの視野を制限された馬は前方に集中することができ、今までとは見違えるように乗りやすくなることもあります。
しかし、馬によってはブリンカーをつけることによって逆効果になることもあるので、その馬に合った使い方をするのが重要になってきます。
乗馬の場合はブリンカーを着用する馬の割合はまだ少なめですが、競馬の場合はブリンカーを着用する馬をよく見かけます。
今週末の宝塚記念に出走するゴールドシップもブリンカーを着用して宝塚記念3連覇を目指します。

【ゴールドシップ 画像提供https://photozou.jp/user/top/745137】
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