はなむけ

はなむけ・・・「はなむけの言葉を贈る」、誰かの別れや旅立ちに際して祝いや激励の意味を込めて贈られる物品や挨拶のことで、まさにこれからははなむけの言葉を贈る人や贈られる人が多い季節ですね。

さて、この「はなむけ」も馬が語源です。
「はなむけ」の「はな」は馬の鼻のことで、今は「はなむけ」の漢字は「贐」や「餞」と書きますが元々は「鼻向け」と書きました。

昔は娘が嫁入りする時や、旅立ちの時に乗る馬の鼻を行くべき方向に向けて安全祈願や門出の祝いとする習慣がありました。
そして、それと同時に贈られた物品も「はなむけ」と呼ばれるようになりました。
「馬の鼻向け」という言葉は「古今和歌集」、「土佐日記」、「伊勢物語」など平安時代の文献にも登場することからもとても歴史のある習慣だったようで、馬と人の関係にも歴史を感じますね。

ちなみに私は「花向け」だと思ってました(笑)
別れの時などには花を贈ることが多いので、私と同じ勘違いをされていた方もいるのではないでしょうか。
はなむけ

 

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