ハクニー

【馬の種類】

・ハクニー(Hackney)

ハクニー

ハクニーはイギリスが原産の品種で、ノーフォークトロッターなどを基礎にして作られた中間種です。
体高は約140cm~153cmで毛色は鹿毛、黒鹿毛、栗毛、青毛などで美しい被毛を持っており、小さな頭に小さな耳、大きな目が特徴で体はたくましく尾が高い位置に水平に付いている特徴があります。
また、アメリカでは尾を高く上げさせるために尾根の毛を刈る習慣もあります。

剛健で持久力があり、馬車を引いてもスピードと持久力が落ちないのが長所です。
昔、自動車が普及するまでは交通手段として使われており、軍馬としても活躍していました。
現代ではその役目は終えましたが、馬車競技用として活躍を続けています。

ハクニー2
主に馬車用の馬として使われているハクニーはハクニー歩様という脚を高く上げて馬車を引く優雅な仕草で有名で馬車馬としては最上級の品種です。
このハクニー歩様は肘と膝を高く上げ、直線的で確固とした芸術的な歩様で、競技などで審査を行う場合はこのハクニー歩様が最も重要視されます。
この歩様を際立たせるために蹄は長く伸ばしています。
ハクニー歩様は馬だけでなく、犬などの他の動物の芸術的審査を行う場合も重要視されます。

日本では現在ではハクニーはほとんど見られませんが、海外では改良が進められているところもあり、力強さよりは美しさを重視して改良されています。
現在は馬車の実用というよりは競技用に生産されているところが多いようです。

ハクニーにウェルシュポニーやフェルポニーを交配して誕生した小型のハクニーポニーという品種もあります。

 

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スタンダードブレッド

【馬の種類】

・スタンダードブレッド(Standardbred)

American Trotter

スタンダードブレッドは19世紀に北米で成立した中間種で、同じく北米で成立したクォーターホースなどと同様にアメリカ開拓期にヨーロッパから連れてきたサラブレッドにアラブ種やバルブ種、トロッター、モルガンなどを交配して改良を重ね誕生しました。

現在はアメリカをはじめとしてヨーロッパやオセアニアの各国で生産されており、世界では毎年5万頭以上生産されています。

 

スタンダードブレッドの体高はおよそ160cm、体重は約450kg程度が標準的です。

サラブレッドよりも頑丈でがっしりとした体格をしており体が長く脚はやや短めで、持久力があり心肺機能に優れています。

また、性格はサラブレッドよりも温厚で扱いやすいとされています。

毛色は鹿毛と青鹿毛、栗毛などが多いですが、それ以外の毛色も見られます。

そして、スタンダードブレッドの最大の特徴は速歩が得意なことでこれはこの品種の改良の目的でもありました。

スタンダードブレッド2

スタンダードブレッドは現在は乗用馬や競走馬として使われています。

ただ、競走馬といっても襲歩で走る速度ではサラブレッドには敵わないために繋駕速歩競走(速歩のみで行う競走)に使用されています。

現在の日本では繋駕速歩競走は行われていないのでそれほど人気のある品種とは言えませんが、繋駕速歩競走が盛んなフランスやイタリアなどでは人気のある品種です。

 

ちなみにスタンダードブレッドの名前の由来は1マイル(約1600m)を2分30秒という標準(スタンダード)記録に達しなければならなかったためというのが語源です。

またスタンダードブレッドは別名アメリカントロッターとも呼ばれています。

 

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