帰馬放牛

【馬にまつわる言葉】

・帰馬放牛(きばほうぎゅう)

「帰馬放牛」とは「戦争が終わって平和になること」のたとえを表す四字熟語です。

戦争で使っていた馬や牛を野に帰し放つということから、戦争は二度としないということも表しています。

 

この言葉は、古代の中国・春秋時代、周の武王は暴君で名高い殷(いん)の紂王(ちゅうおう)を討伐した後、武力を用いずに学問を重んじ、戦争に使用した馬を華山(かざん)の南に帰し、武器などを運搬させた牛を桃林(とうりん)に放ち、盾と矛も放棄し、二度と軍隊を用いないことを天下に示したという故事に基づいて出来た四字熟語です。

 

類義語には偃武修文(えんぶしゅうぶん)という四字熟語もあり、この言葉は武器を伏せ文徳を修めて、平和な世の中を築くことという意味があります。

ちなみに「偃武」は武器を伏せ使わないことで、「修文」は学問を修めることを表しています。

帰馬放牛

 

 

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駄賃

【馬にまつわる言葉】

・駄賃(だちん)

今回の馬にまつわる言葉は「駄賃」です。

駄賃とは、簡単な雑用などをしたときにその労力に対して与えられる賃金のことを言います。

例えば、子供がお手伝いなどをしたときに貰うお金をお駄賃などと言いますが、実はこの駄賃という言葉は馬が由来しているのです。

 

駄賃とは元々は人や荷物などを駄馬に乗せて運ぶ際の運賃のことをいいました。

そして、昔は馬が荷物の輸送などの手段として使われていましたが、運賃をとって荷物を運ぶ馬のことを「駄賃馬(だちんうま)」と言いました。

 

このような馬に乗せて運ぶだけの仕事に対する賃金の意味から転じて、簡単な仕事に対する少額の報酬のことを「駄賃」というようになりました。

現在のようなちょっとした仕事に対する報酬という意味合いで駄賃という言葉が使われるようになったのは江戸時代からだと言われています。

駄賃馬

 

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