【馬の豆知識】
・馬の汗の秘密
毎日暑い日が続きますね。
外に出ると汗が吹き出てきます。
もちろん馬も暑いと大量の汗をかきます。
人間と馬は動物の中でも特に汗を多くかくと言われており、二大汗かき動物と言ってもよいかもしれません。
しかし、汗のしくみには人間と馬では違いがあります。
今回のブログでは馬の汗についてご紹介します。
・人間と馬の汗腺の違い
実は馬と人間では汗腺の分泌のメカニズムが異なります。
馬にはアポクリン腺という汗腺が分布しています。
アポクリン腺は運動したときや、精神的に興奮したときなどに副腎から出されるアドレナリンが増えることによって発汗につながります。
対して、人間の汗腺のほとんどはエクリン腺と呼ばれる汗腺です。
人間の汗腺は気温が上がり、皮膚が刺激を受けることによって発汗につながります。
つまり、馬は運動時に上昇した体温を効率よく下げるために発汗する機能に優れており、人間は気温が高い時の体温を効率よく下げるための機能に優れているということになります。
馬が多く汗をかくにもかかわらず、夏の暑さに弱いというのはこういう理由があるからです。
・白い汗
運動した後などに鞍の下を見てみると泡立った白い汗をかいていることがあります。
汗がまるで石鹸のように泡立っていますが、実はこの汗は石鹸とよく似た成分が多く含まれているのです。
「ラセリン」と呼ばれるこの成分は高濃度の糖タンパクが含まれています。
白く泡立った汗の原因はこのラセリンによるものなのです。
ラセリンは汗が被毛を通って広がりやすくなる界面活性剤のような働きをしています。
ラセリンによって皮膚全体に汗が広がりやすくなり、体表から熱を放出しやすくしているのです。
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