カテゴリー別アーカイブ: 馬の種類

クリオージョ(Criollo)

【馬の種類】

・クリオージョ(Criollo)

クリオージョ

クリオージョは南アメリカが原産の品種で16世紀にスペインからアルゼンチンに持ち込まれた馬の子孫となりアンダルシアン、アラブ、バルブの混じった品種です。

一度野生化した馬からつくられており、ガウチョ(南アメリカのカウボーイ)が乗る馬として知られています。

 

クリオージョは南アメリカのそれぞれの国々によってタイプが異なり、代表的な毛色は河原毛ですが他にも色々な毛色があります。

たてがみと尾は黒く、背中には鰻線(まんせん)と呼ばれる色の濃い線があり、肢に縞模様が認められることもあります。

クリオージョは体こそ小さめですが、頸や胴などは太く力強さがあり、さらに丈夫で持久力も備えており、また粗食にも耐えます。

クリオージョは乗馬用の他に軍事用の馬としても使われたりしましたが、サラブレッドと交配することで世界で最も優れたポロ・ポニーと言われているアルゼンチン産のポロ・ポニーが誕生しました。

クリオージョ2

 

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ギドラン種

【馬の種類】

・ギドラン種(Gidran)

ギドラン種

 

ギドラン種、あまり聞き慣れない品種だと思いますが、ギドラン種(Gidran)とはアラブ種などをもとにしてハンガリーで改良された馬の品種です。

別名をハンガリアン・アングロ・アラブとも呼ばれるこの品種は現在では絶滅の危機に瀕しており、全世界で約200頭ほどしか生存していません。

ギドラン種は1816年にハンガリーの国立種馬牧場(メズーヘジェシュ牧場)に輸入された栗毛のアラブ種の種牡馬、サグラビー・ギドラン(Siglavy Gidran)という名前の馬を基にして成立し始めました。

この種牡馬はアラブ種やトルコ種、また東ヨーロッパから持ち込まれた牝馬などとも交配され、ギドラン種には後にはサラブレッドの血統も加えられました。

 

ギドラン種の体高はおよそ160センチ~173センチでスピード、スタミナに優れ筋肉も非常に発達しており、また精神的にもタフな品種です。

そして、ギドラン種の毛色はハフリンガー種などと同じで全ての馬が栗毛となります。

 

ギドラン種は20世紀初頭には馬種改良のために日本にも輸入されていました。

日本ではギドラン種は血統登録においてアングロアラブとほとんど同等のものとして扱われており、輸入されたギドラン種はアングロアラブの中へその血統を繋いでいくことになりました。

ギドラン種2

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ロバとラバ

【馬の種類】

・ロバとラバ

前回はシマウマと馬を交配するとゼブロイドという動物が誕生するということを書きましたが、今回はロバ(驢馬)とラバ(騾馬)という動物について触れたいと思います。

 

ロバは馬と同じウマ属に分類されますが、種が異なります。

紀元前から家畜で使われていたとされており、現生ウマ科の中で一番小型ですが、力は強く記憶力も良い動物です。

また、粗食にも耐え非常に丈夫なことからも管理が楽で古代では家畜として重宝されていました。

 

そのロバと馬との間で生まれる雑種の動物がラバです。

ラバは父親のロバと母親の馬との間で生まれます。

ラバとは逆の組み合わせ、父親の馬と母親のロバとの間で生まれる雑種の動物はケッテイ、またはヒニーと呼ばれます。

ラバ

                                                         【ラバ】

ラバはロバの粗食に耐える丈夫さや忍耐力、馬の力強さといった両者の長所を受け継ぐためにかつては盛んに生産され利用されました。

第一次世界大戦、第二次世界大戦の時には軍用の動物として活躍し、現在でも南アメリカやアジア諸国では交通運輸の手段として活用されているところもあるようです。

 

しかし、ラバの雄には通常子供をつくる能力はほとんどなく、雌の方も僅かな例外を除いては不妊の動物です。

ケッテイ(ヒニー)には繁殖能力はありますが、病気に弱く体も小さいために生産されることはほとんどないようです。

 

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フェルポニー

【馬の種類】

・フェルポニー(Fell pony)

フェルポニー
フェルポニーはイギリス中部、イングランドのペナイン山脈が原産の品種でポニーに分類されます。

フェルポニーはフリージアンやスコティッシュ・ギャロウェイ(現在は消滅)などの品種を元に成立しました。
また、ハクニーポニーの基礎にもなった品種です。
体高は約130cm~140cmで、毛色は鹿毛、青毛、青鹿毛、芦毛が見られますが、栗毛は見られません。

フェルポニーは山脈などの厳しい環境で飼育されてきたので耐寒性に優れており、どんな気候にも適応できるような頑丈さを持ち、また起伏の多い地形でも苦にせず歩くことができます。
そして気性も穏やかで賢い品種です。

フェルポニー2
フェルポニーは昔は鉛や銅、鉄鉱石、または農産物を運ぶ役割を果たし活躍しました。
その強靭な脚力と穏やかな気性で1週間で約400kmを移動したとされています。
また20世紀までは郵便サービスにもフェルポニーは使われていました。

フェルポニーはキビキビとした歩様で、特に速歩は非常に快適な乗り心地です。
現在は乗用馬として使われており、トレッキングや馬車競技などでも優れた能力を発揮し活躍しています。

 

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