カテゴリー別アーカイブ: 馬の豆知識

絵馬の由来

【馬の豆知識】

・絵馬の由来

神社に行くと色々な願いことが書いた絵馬がかけられています。

神社にはつきものの絵馬ですが、なぜこのような習慣ができたのでしょうか?

 

日本では昔から、馬は神様の乗り物(神馬 しんめ)とされ神聖な動物とされてきました。

そして、祭礼や祈願などには生きた馬を神様に奉納するという風習があったのです。

しかし、馬は高価なので奉納するのも大変ですし、奉納された側の神社でも馬の世話をするのはとても大変です。

なので、生きた馬の代わりに木製や土製、または紙製の馬の像で代用するようになり、それがその後に板に描いた馬の絵で代えられるようになりました。

これが絵馬の起源です。

そして、このような絵馬の風習の発祥とされているのが京都にある貴船神社と言われています。

ちなみに、貴船神社には雨を司る神様がいるらしく、昔は日照りのときには「黒馬」を、長雨のときには「白馬」または「赤馬」をその都度献げていたそうです。

現在でも神社によっては神馬がいるところもあり、神馬はたいていは芦毛や白毛などのキレイな白い馬が神馬とされている神社が多いです。

絵馬

画像提供: ngorkapong / Shutterstock.com

 

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馬の数え方

【馬の豆知識】

・馬の数え方

動物にはいくつかの数え方があります。

例えば、「匹」という数え方。

この「匹」という漢字には二つのものが対(つい)になっているものを表します。

例えば織物は2反で1匹と数えます。

そして、「匹敵する」という言葉には二つのものや二人などが互角であることを表します。

では、なぜ動物を数える言葉に「匹」という文字を使うのでしょうか。

実はこの「匹」は馬が由来となっているのです。

馬は昔から人間と深い関係を築いてきました。

農耕であったり、移動の手段であったり、荷物を引いたりと馬は人間の生活には絶対に欠かせない動物だったのです。

馬が作業をしている姿を人間が後ろから見ていると馬のお尻を見る機会も多くなります。

すると、馬のお尻が二つに割れていることがイメージとして残り、二つに割れたお尻の対を持つもの、そして綱(つな)に繋(つな)いで“引く”動物という意味ともあわせて馬を「匹」で数えるようになりました。

夏目漱石など、昔の文学作品などでも馬を「匹」で数える記述が見られます。

そこから「匹」は馬だけではなく他の動物を数える言葉としても使われるようになっていったのです。

 

しかし、現代では馬は「匹」ではなく「頭」と数えます。

実はこの「頭」という数え方が定着したのはまだ最近のことで、早くても明治時代末期からと言われています。

 

アメリカではカウボーイが牛を数えるのに「head」を使っています。

これは遠く離れていても牛の頭は識別しやすいために、頭を数えると牛の頭数になることから「◯heads」という風に呼んでいます。

そして、英語が日本にも広がると、この「head」という数え方をそのまま和訳した「頭」という数え方が日本でも牛や馬の数え方として使われるようになったのです。

カウボーイ

 

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こずみ

【馬の豆知識】

・こずみ

馬に関する言葉は特殊なものも多く、一般的には使われず馬の社会でしか使われない言葉も多いです。

 

今回、ご紹介する「こずみ」という言葉も一般的にはほとんど使われない言葉でしょう。

「こずみ」とは筋肉がこることを意味する「こずむ」という言葉の名詞形で、「こずみが酷い」とか「馬がこずむ」などの使い方をします。

 

こずみは馬が激しい運動をした後などに起こる痛みをともなう筋肉の損傷で、いわば筋肉痛のようなものです。

軽度のこずみでは歩き方がぎこちなくなる程度ですが、重症になると立ち上がることすらできなくなってしまうこともあります。

特に背中と後躯が筋肉の損傷を起こしやすく、損傷した部位の筋肉は硬くなっており、手で押さえると馬は痛がります。

 

こずみの原因は運動によって筋肉の中にたまった乳酸にあるとされており、こずみを起こしている馬の血液を調べると赤血球が増加し、血液が濃くなることによって血液の流れが悪くなっています。

そのため血行不良となり、代謝が悪くなるために筋肉の中に溜まった疲労物質である乳酸を解消することができないためにこずみが起きるということです。

しかし、最近の研究では運動時の筋肉の酸素不足によって筋細胞が破壊されることがこずみの原因であると考えられるようにもなってきています。

 

こずみは軽い症状だと身体を休ませることで治すことができますが、重症になると長期の療養が必要となり針を打って治療することもあります。

 

こずみは他の疾病と同じく予防が大事です。

人間でも準備運動なしに全力で100m走をすると足を痛めたり、怪我をする可能性が高いでしょう。

馬も人間と同じで、準備運動なしの運動は怪我やこずみのリスクを高めます。

激しい運動をする前には入念に常歩でウォーミングアップをし、運動後にも常歩でジックリとクーリングダウンをすることが重要です。

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【運動後の引き運動もクーリングダウンに効果的です】

 

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離乳

【馬の豆知識】

・離乳

馬は春が出産シーズンです。

産まれたばかりの仔馬は無邪気に母馬と一緒に牧場の放牧地で走り回っています。

しかし、時が経つと母馬と仔馬を別々の馬房や放牧地で生活させる時がきます。

これが離乳です。

 

離乳は仔馬にとっては群れ社会のルールを学びながら、人間との絆をより発展させるためにも大事な過程です。

 

離乳は一般的には生後5ヶ月~6ヶ月頃に仔馬の体調面などに注意しながら行われます。

離乳は仔馬と母馬の両方にストレスがかかるので、お互いに鳴いて寂しがったり、ストレスによる胃潰瘍などの疾患の原因にもなってしまうので、なるべくストレスがかからない方法で離乳を行うのが理想的です。

 

ストレスを軽減させる離乳の例としては、生後2ヶ月ぐらいから仔馬だけが通過できるように、馬房の入口の馬栓棒の高さを調整し、厩舎の廊下に寝ワラを敷いて仔馬だけで休息できるスペースを作っている牧場もあります。

こうすることによって離乳前から母馬と仔馬の距離を少しおくことにより離乳時のトラブルが減少します。

 

牧場にとっては出産とともに大事なイベントである離乳。

牧場関係者は細心の注意をはらって離乳を行っているのです。

初乳

 

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