世紀の大発明

【馬の豆知識】

・世紀の大発明

人類はこれまでの長い歴史の中でたくさんの発明をしてきました。

ルネサンス期の三大発明と言われる「火薬・羅針盤・活版印刷」から始まり、電球、蒸気機関、テレビ、飛行機、パソコン、インターネットなど人類の歴史は発明の歴史と言っても過言ではありません。

 

そして、馬や乗馬の世界での最大の発明といえば間違いなく「ハミ(馬銜)」でしょう。

ハミは馬の口に含ませる道具で乗馬において馬をコントロールするのには必要不可欠なものです。

ハミ

馬の歯には歯槽間縁(しそうかんえん)と呼ばれる歯の生えていない隙間があり、ハミはその隙間にうまく収まることで機能します。

 

馬以外にも人間が乗ることができる動物は存在します。

例えばラクダ、しかしラクダには歯槽間縁がないために鼻にあけた穴に突っ込んだ木片に手綱を結んだりします。

しかし、この方法では馬のような微妙なコントロールはできません。

馬は人が乗る上で非常に都合のよい体のつくりになっているのです。

 

世紀の大発明であるハミですが、その歴史はとても古く、何と今から約6000年前の後期新石器時代の遺跡からハミの断片と思われる加工した鹿の角が発見されているのです。

この遺跡から同時に発見された馬の頭骨の歯にはハミの使用によると思われる異常な摩滅が認められています。

 

当初は縄、骨、角、硬い木などを素材にしてハミが作られていたようですが、紀元前1300年から1200年の間には青銅製のハミが使われるようになりました。

現在のハミはステンレスや銅などの合金で作られているものが多く、銅には馬が口の中で甘みを感じ唾液の分泌を促進させる効果があり、唾液が分泌されることにより馬が積極的にハミをくわえるようになります。

 

長い歴史の中でハミの素材も変わってきましたが、このハミの基本的な形状というのは驚くべきことに紀元前1000年頃から現在までほとんど変化していません。

先人の知恵というのは本当に凄いものですね。

 

 

「みんなの乗馬」ホームページへはコチラをクリック↓

 

 

 

このエントリーをはてなブックマークに追加

「世紀の大発明」への2件のフィードバック

コメントの受付は終了しました。