【馬の豆知識】
・当て馬
現在、馬の生産は人間が交配相手を選んで人為的に仔馬の生産が行われています。
サラブレッドの競走馬の生産なども繁殖牝馬に優秀な種牡馬を選んで交配を行っていますが、仔馬の誕生には「当て馬」という存在が欠かせません。
馬の繁殖シーズンは春ですが、牝馬は繁殖シーズンならいつでも牡馬を受け入れるというわけではありません。
牝馬はシーズン中におよそ三週間おきにめぐってくる交配適期だけしか牡馬の交尾を許さないのです。
当て馬はこの交配適期を判定する役割を担っています。
交配適期にきたと推測される牝馬には、まず最初に当て馬が近づけられます。
もし、交配適期でなかった場合には牝馬はいなないたり、後肢で蹴ったりして牡馬を拒否します。
もし、蹴って種牡馬にケガをさせたりしたら大変なことになってしまいます。
なので、最初に当て馬が使われるのです。
もし、交配適期であった場合は当て馬が近づいてもジッとして牡馬を受け入れる姿勢を示します。
この姿勢が確認できれば、当て馬はお役ご免となり代わりに種牡馬が登場するのです。
当て馬はかなりツラい仕事ではありますが、彼らの努力がなくては円滑な仔馬の生産は成り立たないのです。
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