ウマ科動物の染色体

【馬の豆知識】

・ウマ科動物の染色体

人類はアフリカ大陸が発祥の地とされています。

そして、それに対してウマの祖先の発祥の地は北アメリカ大陸とされています。

北アメリカ大陸で進化を繰り返したウマ科動物は、アジアやヨーロッパ、アフリカ大陸へと広がっていったのです。

ウマの進化についてはこちらの二つのページでご紹介していますので、是非ともご覧になってみてください。→馬の進化1 馬の進化2

 

現在、ウマ科動物は世界中で合計7種類がいます。(馬、モウコノウマ、アジアノロバ、アフリカノロバ、グレビーシマウマ、サバンナシマウマ、ヤマシマウマ)

 

この7種類のウマ科動物は見た目の体つきがよく似ているにもかかわらず、染色体数が異なるという特徴があります。

染色体数はそれぞれ、馬64本、モウコノウマ66本、アジアノロバ56本、アフリカノロバ62本、グレビーシマウマ46本、サバンナシマウマ44本、ヤマシマウマ32本と変異に富んでいます。

 

この染色体の数には一定の傾向があり、ウマの祖先の発祥の地である北アメリカ大陸から遠く離れた場所で生活している馬ほど染色体数が少ないという傾向があります。(最も少ないヤマシマウマは南アフリカに生息しています)

ただ、この傾向が何を表しているのか、ただの偶然なのかはハッキリとは分かっていません。

ヤマシマウマ

 

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草食動物のセルロース消化方法

【馬の豆知識】

・草食動物のセルロース消化方法

前回のブログ(馬がセルロースを分解するしくみ)では馬が草のセルロースを消化する方法をご紹介しました。

 

馬は盲腸の中の微生物によって草のセルロースを分解し、それをエネルギーとして利用しています。

人間はセルロースをエネルギーとして利用することができないので、これは草食動物ならではの特徴と言っていいでしょう。

 

では、馬以外の草食動物のセルロースの消化方法はどのようになっているのでしょうか。

 

例えばウサギの場合。

ウサギ

ウサギも馬と同じで盲腸の微生物によってセルロースを分解します。

しかし、ウサギは盲腸で分解した糞(盲腸食)を、肛門に口をあてて食べるという習性を持っています。

この糞には栄養分がタップリと含まれています。

まだ利用できる栄養分である自分の糞を食べることによってスムーズに栄養を吸収し、セルロースの消化効率を上げているのです。

 

次は牛の場合の消化方法です。

ウシ

牛は胃を4つ持っており、胃の中にいる微生物によってセルロースを分解しています。

そして、反芻(はんすう)動物である牛は一度飲み込んだ食べ物を吐き戻して何度も咀嚼(反芻)します。

このように反芻を行うことによってセルロースをスムーズに消化することができ、エネルギーとして利用することができるのです。

牛は4つも胃を持っているので、盲腸でセルロースを分解している馬に比べて消化の効率がおよそ3倍も優れています。

牛と馬

 

 

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