馬の脚の内側にあるコレ。
乗馬を始めたばかりの時には「何だコレ?」と思う人も多いと思います。
これは夜目、または正式な学名では附蝉(ふぜん)と言いどの馬にも必ず付いています。
馬は本来は五本の指がありましたが、現在は中指だけが進化し中指のみで身体を支えています。
そのために夜目は使わなくなった親指の退化した跡だという説と、もともと脚の裏に付いていた肉球の跡だという説があります。
ちなみに今現在、夜目は何の役割も果たしていません。
角質からできており、他とちょっと違った感触があるので触って感触を楽しむぐらいでしょうか(笑)
夜目の名前の由来ですが、馬は夜でも良く目が見えます。
「夜に暗いところを見るには目の他にもどこかに見るところがあるはず。ん?脚に何か変なものがあるなぁ。きっとこれがあるから夜でも目が見えるんだ!」って事で夜目という名前がついたそうです(笑)
ちなみに附蝉は蝉(せみ)が附いているように見えることから附蝉と呼ばれるようになったそうです。
なかなか名前の由来というのも面白いですね。
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