カテゴリー別アーカイブ: 馬にまつわる言葉

天高く馬肥ゆる秋

【馬にまつわる言葉】

・天高く馬肥ゆる秋

9月に入って暑さもマシになってきて少しずつ秋の気配を感じられるようになってきましたね。
さて、今回ご紹介する馬に関する言葉は「天高く馬肥ゆる秋」です。
秋になると空気は澄み渡り、空も高く感じられ、草も育つので馬も食欲を増して立派に肥える季節であり、秋の季節の素晴らしさを例えた言葉です。
この言葉は手紙などで時節の挨拶として使われたりします。

「天高く馬肥ゆる秋」という言葉を聞くと一見ほのぼのとした風景を思い浮かべるかもしれませんが、この言葉の由来は実はそんなほのぼのとしたものではなかったのです。

この言葉の出典は約2000年前の中国の漢書と言われています。
この時代には中国の北西部(現在のモンゴル地方)を中心として支配していた匈奴(きょうど)と呼ばれる遊牧騎馬民族がいました。
モンゴル地方の冬は厳しく、なかなか草なども育たないので馬も痩せ細ります。
しかし、夏の間に草は育ち馬はそれを食べて肥えることにより力がつきます。
そして、秋になると力をつけた馬に乗った遊牧騎馬民族が中国に攻め入ってくるのです。
なので、この言葉のもともとの本当の意味としては昔の中国において「遊牧騎馬民族来襲に対する注意の言葉」だったのです。

ただ、現在ではそういった意味で使われることはほぼなく、秋の季節の素晴らしさを表す言葉として定着しています。
秋になると馬だけでなく人間も食べ過ぎてしまって太ってしまうのでくれぐれも食べ過ぎには気をつけましょうね(笑)
天高く馬肥ゆる秋

 

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野次馬

【馬にまつわる言葉】

・野次馬

野次馬(やじうま)という言葉があります。

自分には直接関係のないようなことでも何かの出来事があれば面白半分に駆けつけて見物したりする人のことを言いますね。

では、なぜこういう行動をする人を野次馬と言うのでしょうか?

野次馬の語源は親父馬(おやじうま)という言葉でその名のとおり歳をとった馬のことを意味しています。

馬は集団で群れを作って行動する動物ですが、歳をとり体力や権力がなくなった馬は先頭に立たず若い馬の後ろをただついて歩くだけになることから転じて、人の後をぞろぞろとついて回る人や他人の出来事を無責任に騒ぎ立てる人などのことを野次馬と呼ぶようになったと言われています。

また、歳をとった馬は仕事などにも使うことができないことから、うるさいだけで何の役にも立たない人のことを野次馬と呼ぶようになったという説もあります。

 

そして、野次馬から派生した言葉で「野次る」や「野次を飛ばす」という言葉も使われるようになりました。

甲子園での阪神戦に行くとこのような光景がよく見られますね(笑)

またこういった意味合いとは別に野次馬という言葉は「暴れ馬」そのものを指す言葉でもあります。

 

馬にまつわる言葉はたくさんあり、もちろんいい意味の言葉もありますが悪い意味の言葉もたくさんあり、野次馬という言葉はどちらかと言うと悪い意味で使われます。

ただ、それだけ人と馬の関係が昔から深かったためにこういう言葉が生まれたとも言えるでしょう。

老いたる馬は道を忘れず

 

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鞍上人なく、鞍下馬なし

【馬にまつわる言葉】

・鞍上人なく、鞍下馬なし

鞍上人なく、鞍下馬なしということわざは、乗り手が馬を巧みに乗り回し、人馬一体となって疾走する様子を表した言葉です。また、乗馬に限らず巧みな操作ぶりをたたえる場合にも使われる言葉です。

馬に乗るのが上手い人は乗り手と馬の呼吸がピタリと合っているので、馬は鞍の上に人間の存在を感じず、人間もまた鞍の下の馬を意識しない。馬と人間が一心同体の境地にあることをいったことわざですね。

まさに乗馬をやっている人にとってはこのことわざは最高の誉め言葉といってもいいかもしれませんね。

とにかく人馬一体になるには身体の力を抜くことが一番大事です。

身体に力が入って固くなってしまうと絶対に馬と一体にはなれないのでリラックスして馬と一体になりケンタウロスのようになれるように頑張りましょう!

ケンタウロス

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馬に乗るまでは牛に乗れ

【馬にまつわる言葉】

・馬に乗るまでは牛に乗れ

 

[意味]

馬に乗るまでは牛に乗れということわざの意味は、高い地位に就く前に、 ひとまず低い地位に就いて実力をつけよということの例えです。

また、最善の策が取れないならば、次善の策を取れという意味合いもあります。

 

馬はもちろん牛より速いですが、いきなり馬に乗るのは難しいので、まずは牛に乗って乗り方の訓練をせよという意からこのことわざが生まれました。

また、何もしないでいるよりも、少しでも前に進んだほうがよいという意味もあります。

 

乗馬を初めてするという人を牛に乗せる乗馬クラブはさすがにないと思います(笑)

しかし、体験乗馬など初めて馬に乗る人には安全面を考えて牛のようにノッソリとしたゆっくり動く馬に乗ってもらう乗馬クラブが多いと思います。

最近、乗馬を始めた方で「馬が重くて合図してもなかなか動いてくれない」という悩みを持っている方もいるかもしれませんが、慣れてきて馬上でのバランス感覚が身についてくればきっともっと軽く動く馬に乗せてくれるようになると思います。

反応の鈍い馬を動かすのはなかなか大変ですが、重い馬に慣れておく経験も後々に生きてきますので頑張ってくださいね♪

よくある質問2

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