さく癖

【馬の豆知識】

・さく癖

「無くて七癖、あって四十八癖」という言葉があります。

癖がないように見える人でも7つぐらいは癖を持っているもので、多い人では48もあるということで、人は多かれ少なかれ何らかの癖を持っているということわざですね。

さて、馬は人間ほどではないかもしれませんがその馬によって色々な癖を持っています。

その代表的なもののひとつが「さく癖(さくへき)」と呼ばれているものです。

さく癖は、この写真のように上の歯を馬房や放牧場などにある柵や棒などに引っかけて頸に力を入れて空気を飲み込みます。

空気を飲み込む時は「グオッ」「ギュォン」「グィッ」みたいな音を出すので、さく癖は「グイッポ」という呼び方をされることもあります。

さく癖

さく癖を起こす原因は退屈だからとか他の馬がやってるのを見て真似しようとして行うことが多く、この辺は人間の子供が癖を覚えるきっかけと変わらないですね(笑)

この行動によって満腹感が得られるのかどうかはハッキリとは分かりませんが、この癖を覚えた馬は何かに取りつかれたかのようにいつまでも繰り返すのでやはり空気を飲み込むことによって何か快感を感じているのでしょう。

炭酸が効いたコーラを飲んだらスカッとするような感覚なのでしょうかねぇ。

 

ただ、さく癖は決していい癖とは言えず疝痛(腹痛)の原因になることからも矯正させてやめさせないといけません。

まだ、軽度のうちはさく癖をするとすぐに怒れば矯正できることもありますが、重度になるとなかなか改善させるには大変です。

その場合は口にカゴを付けたり、頸にバンドを巻く、または歯をかける場所に嫌な味のするクリームなどを塗るなどの対策がされています。

 

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