馬の上下関係

【馬の豆知識】

・馬の上下関係

十人十色という言葉があるように人間は一人一人に色んな特徴があり性格なども人によってそれぞれ違います。

そして、それはもちろん馬にも当てはまり馬によって様々な特徴や性格があり、まさに十馬十色です。

人間でもそうですが性別によっても性格の違いがあり、それは仲間づくりの形式にも牡馬と牝馬では違いが見られます。

 

例えば、放牧地における馬の社会構造や上下関係なども牡馬と牝馬で違いがあると言われています。

馬は群れを作って生活する動物です。

他の動物、例えば人間でもそうですし、サルの群れなどとも同様に馬の世界でもメンバー同士での社会的な優劣順位というのが必ず形成されます。

人間の場合は会社で例えると、社長は部長以下の全てのメンバーに対して優位であり、部長は社長には頭が上がらないが課長以下の全てのメンバーには優位であるといったような単純に直線的な上下関係の優劣がつけられます。

馬の牝馬の場合も単純に直線的な上下関係が見られ、A馬はB馬以下の全ての馬に対して優位でB馬はA馬にはかなわないがC馬以下の全ての馬には優位という感じです。

 

ところが、これが牡馬になると牝馬のように単純ではありません。

A馬はB馬に対して優位だがC馬に対しては頭が上がらない。B馬はA馬には頭が上がらないがC馬には優位、C馬はB馬には頭が上がらないがA馬には優位といった上下関係の順位がハッキリとしない複雑な関係が観察されているのです。

こういった群れの上下関係による牡馬と牝馬との性差は馬が進化する過程で形づくられてきた社会システムと関連性があるものと推測されています。

馬の世界でも色々と複雑な関係があるんですね。

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