【馬の豆知識】
・なぜ蹄鉄はU字型なのか?
現代において人に管理され、人を乗せて運動する馬にとって蹄鉄は蹄を摩滅から守るためになくてはならないものです。
蹄鉄はみなさんご存知の通りU字型をしています。
この蹄鉄の形状は蹄の構造や負重機能に基づいています。
馬が歩いたり走ったりする場合、蹄はその裏側全部で負重するわけではありません。
荷重は主に蹄の外周部分が支えており、かかとの裏側にある蹄叉(ていさ)という部分でも補助的に荷重を支えています。
蹄のその他の部分(蹄底)はくぼんでいるために、硬い路面の場合には地面に着かないですし、柔らかい路面の場合では蹄が沈むので蹄底にもいくらかの荷重はかかりますが、基本的には蹄底の部分ではあまり荷重しないといっていいでしょう。
蹄鉄の基本的な目的は摩滅から蹄を守ることです。
なので、荷重が集中する蹄の外周部分に蹄鉄を付ければいいというわけです。
蹄鉄がU字型になっているのはこういう理由があるのです。
ちなみにアラビア地方の一部では円盤状の蹄鉄が使われているようです。
これは砂漠で動く馬にとっては円盤状の蹄鉄の方が効率がいいということなのでしょうね。
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