クリオージョ(Criollo)

【馬の種類】

・クリオージョ(Criollo)

クリオージョ

クリオージョは南アメリカが原産の品種で16世紀にスペインからアルゼンチンに持ち込まれた馬の子孫となりアンダルシアンアラブ、バルブの混じった品種です。

一度野生化した馬からつくられており、ガウチョ(南アメリカのカウボーイ)が乗る馬として知られています。

 

クリオージョは南アメリカのそれぞれの国々によってタイプが異なり、代表的な毛色は河原毛ですが他にも色々な毛色があります。

たてがみと尾は黒く、背中には鰻線(まんせん)と呼ばれる色の濃い線があり、肢に縞模様が認められることもあります。

クリオージョは体こそ小さめですが、頸や胴などは太く力強さがあり、さらに丈夫で持久力も備えており、また粗食にも耐えます。

クリオージョは乗馬用の他に軍事用の馬としても使われたりしましたが、サラブレッドと交配することで世界で最も優れたポロ・ポニーと言われているアルゼンチン産のポロ・ポニーが誕生しました。

クリオージョ2

 

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新生子黄疸

【馬の豆知識】

・新生子黄疸

前回のブログでご紹介したように生まれたばかりの仔馬にとって母馬の初乳は必要不可欠なものです。

しかし、この初乳が原因で取り返しのつかないような病気になることもあります。

それが新生子黄疸と呼ばれる病気で、仔馬がこの病気を発症して治療を施さない場合、粘膜が黄色くなり貧血でぐったりとして最悪の場合は数日のうちに死に至る場合もあるのです。

 

新生子黄疸の原因は母馬と仔馬の血液型にあります。

母馬と仔馬の血液型が不適合だった場合に母馬の初乳の中に含まれる抗体のひとつである血液型抗体を仔馬が吸収してしまい、その抗体が仔馬の赤血球を攻撃し、仔馬自身の赤血球が破壊されてしまうのです。

その結果、仔馬に黄疸が発症することになります。

赤血球が減ってしまうので仔馬の心拍数が増え、呼吸が速くなり、寝ている時間も多くなります。

酷くなると脳や身体の組織などに酸素を十分に供給できなくなり虚脱状態に陥ります。

 

新生子黄疸の治療法としては早期に発見することが重要です。

早期に発見できれば、それ以上は母馬の初乳を飲ませないようにし、母馬が初乳をつくらなくなるまでは代用の乳を与えます。

また、仔馬が酷い貧血状態に陥っていた場合は輸血が必要となります。

新生子黄疸の予防としては、過去に発症した仔馬がいた場合はその母馬の仔馬は種牡馬を替えたとしても再び高確率で発症する可能性があるので分娩前に、他の馬の初乳を飲ませます。

新生子黄疸

 

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初乳

【馬の豆知識】

・初乳

馬にとって春は出産シーズンです。

生まれたばかりの仔馬は一時間もするとすぐに立ち上がります。

仔馬は立ち上がるとすぐに母馬の乳を飲みますが、ここで仔馬が口にする初乳と呼ばれる黄色くドロっとした液体が仔馬にとって非常に重要なのです。

生まれてすぐの仔馬には感染症を防ぐために必要な免疫器官が十分に完成していません。

出生直後の新生子は自分自身で免疫をつくることができず、生後2週間ほどしてから初めて自身の免疫を産生することが可能になりますが、約3ヶ月ほど経たないと十分な量の免疫を産生することができません。

なので、成長した馬では普通は発症しないような病原体であっても生まれたばかりの仔馬の場合には皮膚にできた傷、口、鼻などから病気に感染してしまいます。

 

そこで生まれてすぐのころは母馬から免疫の抗体をもらいます。

人間の場合だと胎児のときに胎盤を通して抗体を母親から受け取るのですが、馬の場合は生まれた直後に初乳を通して母馬から抗体を受け取るのです。

分娩直後の母馬の初乳の中には免疫グロブリンという特別なタンパク質が多量に入っており、仔馬はこの初乳を飲むことによって様々な病気に対する抵抗力を獲得するのです。

仔馬の消化器は生後24時間は初乳に含まれる抗体をそのまま吸収できる特別なしくみを持っています。

人間の赤ちゃんにとっても母親のお乳は大切なものですが、馬にとっては人間以上に重要で、初乳はまさに命の源と言えるものでしょう。

初乳

 

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